ライトノベル作家への道

 ラノベの賞を取りました

 やったな。これで僕もラノベ作家の仲間入り! ひゃっふー、とはならんのよな

 

 かなり前に確か書いたはずだけど、ライトノベルを書いてみようという一念発起をしまして、まぁ文字書くの好きだし論文で死ぬほど校正喰らった身なのでちょっとはマシなもん書けるだろってことで応募しました

 2度目かな。今までに3つぐらいのお話を書いて、4つぐらいのとこに送った。で、このたび受賞確定だよって連絡が来た感じです

 まぁこのブログ、現実とかなり切り離して書いてあるし、将来このブログが見つかって「wanくんの書いてるブログを見たけどこんな酷いもの書いてたんだね。解雇!」とか言われる可能性を排除するためにリアルな要素は極力消してるので、具体的にどこに受かったのかやどの作品なのかは分からないようにします。編集の人にもツイッターアカウントとかで宣伝するなら教えろって言われたし

 なのでこんな私的ブログでする報告なんて嘘かホントか分からないぐらいが丁度良いかなって感じです

 

 さて、幼少の頃の夢……夢ではなかったな。まぁ一つの「出来たら良いな」みたいなものを達成できたわけですが、問題が

 僕は別に作家業をやりたいわけではないのである。いややりてーよ? 脚本家とか大御所作家とか呼ばれてーよ? でも無理無理。人生全部をライトノベル作家人生にベットする覚悟はない

 上には上がいるし、僕は筆が早い方ではない(タイピングはめっちゃ早いが)。第一マジで金が低い。アニメ化、漫画化、グッズ化が金になるのであって、ライトノベルの書籍の印税で生きていくにはこの道ちょいと辛すぎる

 まぁお金は問題のない生活を送らせていただいているのですが、現実世界の関係もある。多くの人に迷惑をかけて大学院に転入する身だ。研究の片手間にラノベを執筆する、というのも選択肢としてアリだろうが僕はマルチタスクが大の苦手だし、そんなに優秀な人間じゃあない。そこそこウェイトの重い二つのものをやることは出来ない。ラノベ書くのも結構疲れるし、賞に受からなかったり結構な酷評された時はメンタル傷ついたからね。一度目の応募の時、二次まで通ったんだけど、そこで結構メタクソ言われた。まぁたかが応募作品に目を通して感想くれたと思えば嬉しいんだけど、中々にキたよマジ

 

 完全な副業として、おそらくラノベ作家をやるんだろうなと思う

 連載作品一作も出さなそう。取り合えず出した作品の続きを書くように言われてるんだけど、一作で〆るつもりで出したものだからヒィコラ言ってる。ラノベ作家も大変なんやな

 

 まぁ取り合えず、ラノベ作家にはなろうと思えばなれるってのは分かった。これは結構な収穫

 ただそれなりに面倒。そもそもラノベ一作に12万字ほど必要であり、内容を考えたり書こうと思ってる文章を並べるだけで余裕で1ヶ月喰う。完成までは片手間でやったのもあるけど3ヶ月弱。これほどハイコストローリターンな副業もまぁ珍しい。塾講バイトやランサーズでバイト探した方がマシである

 

 ただ、素直に嬉しい

 賞に受かれば出版社に立ち入ることも許されるし、いろんな話も聞ける。この話を聞けるっていうのが凄いデカくて、知りたかった大体のラノベ業界の話や、気になるお金や数字の話をある程度ではあるが教えてもらえた。これが出来ただけでもこの9ヶ月ほど、やってきてよかったなって思う

 

 とまぁ、以上です

 出来れば超絶大ヒットして印税で一生生きていきたいけど、それが無理なのは理解してる。そうそう、最近のトレンドはラブコメらしい。どこの出版社もラブコメ枠を一つ設けてるとか言ってたこれはガチ。僕はラブコメよりも男の子が男の子バトルしてボーイミーツガールするタイプの王道が好きなので誰かお願いします。そういや最近のラノベ全く読んでねえな