最近韓国人や中国人の人とやり取りすることが増えた。
これはゲームの翻訳、及びシナリオのライティングというアルバイト(に似たなにか)をしく上で生まれた奇縁だ。元々ゲームが好きなのもあって交流する機会自体に恵まれたり、韓国人や中国人が日本のコミュニティに出没したり、彼らの作るゲームが僕好みのものが多いというのも大きく関係している。
こうしていて思うことは翻訳の力は偉大だということ。
もちろんある程度の手間や齟齬等はどうしても生じてしまうけれど、言語の壁をそれなりに取り払った状態で全世界の人間と意思を疎通することが出来る。素晴らしい。エクセレントと言う他ない。
さて。
ここからは僕が今までチャットである程度長い期間コミュニケーションを取った上での、彼らの人となりについての雑感である。
と言っても母数が10人に満たないのと、皆が皆ゲーム好きのため、かなり偏った印象になる。
韓国人はかなり適当な人が多い。
人によるだろ、と思うかもしれないが、少なくとも彼らは日本人的な感性がかなり乏しい。表現し辛いのだが、例えばゲームの他言語の翻訳におけるニュアンスにあまり拘らない人が本当に多い。「韓国人には100の魅力を伝えたいけど、他の人にはそもそも伝える気がない」「コミュニティで他言語の翻訳が求められてるから取り合えずやる」といった感じ。まぁマーケティング的に言えばそれも一つの道だし正しくはある。
内と外とをかなり分けてる印象だ。まぁ僕がめちゃんこ仲良くなれば外様が内輪になってまた違った感想を抱くのかもしれないが、彼らは本当にローコストを好む。かなり付き合いが長く、色々と漫画やゲームの話をした韓国人ですら色々とサッパリした感じの行動原理を有している。
ちなみにネガティブな意味ではない。嫌いな人とは一緒にお仕事やらんし。お金貰えても流石に趣味でまで嫌な奴と付き合う気はないのでね。
どことなくドライ、だけどやることはちゃんとやるって感じ。
対して中国人は熱量が凄い。
やると決めたらかなり徹底する人が滅茶苦茶多い。10人中8人は何をするにも本気って感じ。日本語の翻訳もダブルチェックは当たり前だし、こちらがシナリオを提出するとそこから色々と話を振られてよりよいものを求めようとする。
赤の他人のコチラに対し、ちゃんと言葉数を経ることで意思を統一し、完璧な一つを作り上げようという熱意が凄い。そこはかとないパワーを感じた。
楽しいには楽しいのだが、韓国コミュニティは割と自前で何でも済ませてこちらには最低限しか求めないのに対し、中国人はめっちゃ求めてくる。報酬の話もそれなりにするにはするものの、ちょっと時間比金効率は悪いと言える。まぁ楽しいしええか。
ライトノベルの続きを書くよりも、ゲームのシナリオを書く方がモチベが上がるなと最近思う。
そんな近況報告。