civ6マルチプレイレポ1【4vs4 modアリ】

 2年以上ぶりぐらいにプレイレポ書きます。

 眠いのでサクッとね、サクッと。

 先に言っておくと、このマルチはBBGというmod入りのため、ロシアは調整されてるしローマは最初の都市のモニュがない。色々とバニラ(modなしのこと)とは違うのでそこはご愛敬。

 それではやっていきましょう。

 

 ちなみに結果はこんな感じ。

 

 

 世界情勢はこんな感じ。

 



 

 僕のチーム(赤)は、

 ・マケドニア(戦争) 韓国(科学) イギリス(海) ギターチャ(海)

 相手チーム(青)は、

 ・クメール(宗教) ロシア(ツンドラ宗教) グルジア(宗教) ローマ(万能)

 

 金が出ることが確定した戦争味方チームと、ぬくぬく内政してスコアで勝ちたい相手チームって感じ。相手のチームバランスは悪いが、どいつが裏に行っても伸びると考えればまぁ強い。宗教やれる奴はそれだけで最強だし。

 

 情勢は五分。

 相手の内政をしたいロシアが最後方で誰も手が出せず、前線でも比較的嬉しいローマが前だ。4人で固まっているので同盟もしやすく、助太刀も可能だろう。クメールが表に出ているのがこちらにとっての唯一の救いか。

 対する味方は戦争文明マケドニアが半孤立なのは加点、韓国がクメールに近いのも加点。ただしギターチャ僕が交易は出来るものの味方と距離があり、マケドが交易を通せない形であるのがやや減点って感じ。

 

 

 

 さてこのゲーム、プレイヤーが好きな文明を選んでいい無法地帯であった。

 

 僕は初めて参加するマルチだったため気後れしていたのだが、どいつもこいつも出しよる出しよる僕の自慢の強文明。クメールロシアローマという相手のいかつい並びを見た瞬間「こいつらマジで気が狂ってる」と悟り、僕はそっとギターチャをピックした。お前ら猿でも分かる強文明使って楽しいんか? 負けた時の言い訳出来んぞ? お? インドネシアを使う奴がそれ言うのかってのはやめろ。

 

 ギターチャの利点は万能さ。

 全文明中パンテオンを最速で取ることができ、また可能性の塊である。都市だけでしょっぱい古典不朽やるもヨシ、聖地建ててそこそこの不朽もヨシ、港キャンパスペン筆で科学文化両立もヨシ、なんなら文化内政も可能である。

 海文明でありながら序盤がそこまで弱くなく、海への依存度が低く、全ての出力を見れる程度にまで稼ぐ内政へと自分で方向転換が可能。器用貧乏ならぬ器用万能、それがギターチャだと僕は思っていたのでピックした。

 

 ここまで建前。

 ここから本音。

 

 ロシアかクメール使いたかった。自信あったから。でも先に取られた。許せる奴いる!? いねえよなぁ!!!?

 ギターチャを選んだのは偏に「パンテオンツンドラ奪ったらロシア楽しくないやろ」「創始サッサとして糧取ればロシア楽しくないやろ」という嫌がらせ9割である。先に大人気ないことしたのはあっちです! 僕は悪くないです!!!

 

 

 

 ということでギターチャをピック。

 

 開幕早々、上が海でその向こうに味方イギリスが、そして右も海であることが確定した。つまり一面で守りやすいが、土地が狭いと閉じ込められて苦しいということ。さてどうなる。

 

 パンテオンは「オーロラダンス」を選択。ロシアへの嫌がらせだ。

 海資源がどれも首都から2タイル目であり、内陸の生産タイルが結構強かったので海の神はギブ、味方にイギリスもいたし。この選択には全く後悔はない。

 チームメンバーのめっちゃ強い人から「ロシアはオーロラ取られても痛くないですよ」と優しくたしなめられるが知ったこっちゃない。僕はソロでロシアを結構回してるが、明らかにオーロラだと伸びが違うと思ってるのだ。僕は僕の信じる僕を信じた。味方からは多分「こいつイカれてやがる……」と思われたことだろう。結果で示すしかない。

 

 創始も急ぐ。首都で社を建てプロジェクトを1回。この時点でロシアは聖地を建てておらず、クメールが偉人ポイントを持っていたものの追いかけてこない。創始1番乗りをする。

 選んだのは合唱曲。ギターチャは文化でジヨングが出るし、文化はあって損じゃない。本当は糧を取ってロシアを虐めたかったのだが、海沿い都市が多くなりそうで住宅難を迎えそうだと思い食糧アドを選ぶ意味がないのでやめる。カンプンまで行けば住宅問題は解消されるのだが、まだ相手文明が見えておらずこれから戦争になるとカンプンの技術を取ってる暇がなくなる未来もあるんでね。

 この時点でロシアが全く聖地を建ててなかった(=糧活用が遅れる)ということもあり、相手への妨害よりも自分の利益の方が重いと判断して合唱曲にした。

 

 などと、まずまずの序盤の立ち上げに満足して斥候を左へと向けると、出会ったのは敵ローマ。死ねクソが裸内政させろや。怖い怖いさんなのだぁ~~~。°(´ฅωฅ`)°。

 そこそこ離れていて閉じ込められはしなかったものの、嫌なやつが隣に湧いた。

 

 この時点で考えたことは初期戦争。

 ローマが将軍叩いて寡頭制で攻めてきたら、つまり全力でこっち来たら滅ぶ。聖地を既に建て、それなりに生産と科学を寄り道していたので騎乗兵→将軍騎乗兵→将軍レギオンと送られて内政の邪魔をされると怠い、っつーか死ぬ。

 

 また、地形が

 

 こんな感じだったのでマジで無理。海文明は防衛面が多くなりがちなんだけど今回はすっぺんぺんの平地が内陸を満たしていたので、マジでこれがバレたらやられると思ってた。

 ちなみに相手の力量は全く分からないものの、こちらは2年ぶりのマルチであり時代遅れのロートルもいいとこの雑魚なので警戒心はMAXである。相手全員が格上であるとリスペクトを持って挑む。

 

 ということで、宣戦。

 ローマ斥候が甘えた動きをしてくれたおかげで無償で処理出来た。マジでこれがデカかった。僕を初心者だと思ってくれたのかもしれんが戦士の真横につけてくるの流石にヤバすぎる。ローマのガバに希望が見える。

 以降、ローマ戦線は停滞。ローマの軍事が上がったらユニットを作り、UG前で置いておく。勿論抜けてくるユニットがいないように監視の目は光らせ、改善タイルは荒らされないようにユニットを散りばめる。

 相手の将軍ぽいんよも伸びない。あちらさんも内政したそうな顔をしている。僕も不朽に入って将来的にイギリスと交易出来ることを悟っていたため、ユニットでけん制しつつ、なぜか守られていない鉱山を二度ほど略奪させてもらったりしながら内政バトルが始まる。1タイルしか空いてないのにどうしてユニットを置かないのか分からないが、敵が甘い分には僕に悪影響はないので黙って略奪する。

 

 

 

 と、ここで朗報。

 味方イギリスがガレー船で探索していたところ、ローマの首都が海都市であることが発覚する。FOoooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!! 僕はそれを見てにっこにこ。味方イギリスもきっと笑ってた。敵に2つの海文明がいて首都海都市マ!?

 

 ギターチャの海は強い。

 固有ユニットのジヨングが頭おかしい性能をしており、またジヨングの仕様をちょっと悪く使うと開拓者が一瞬で20タイル離れた海タイルへと移動したりもする。つまり最強ということだ。

 最速ジヨング出して敵ローマの首都近隣でうろちょろさせてればそれだけでパワーがあるし、そもそもフリー位置の味方イギリスから近い位置にある。ジヨングちょっと出しとけば暇なイギリスがキャラベル特攻させてくれるだろう。首都は絶対に落とせる未来が見えた。

 

 ここで方針確定。

 信仰で都市を出しつつ、文化先行でジヨングを数匹出し、チームの金とイギリスとの交易のために港ハブ内政を行う。科学は港ハブから中世黄金研究で稼ぐ。ローマ戦線で不利を被らないことに注力し、海はイギリスに大部分を任せながら陸でグラマスからユニットを出して戦争。これや。

 

 ネックになるのは3点。

 

1,中世前の科学力

 コレは言わずもがな。

 中世前にキャンパスを建てないことを決めた。ピンガラ以外から科学が出ないことが確定したため、ローマが圧倒的な科学先行を決めた際、僕は轢き殺される。

 ただ、この負け筋は幾つかの理由で切った。後述。

 

2,中世黄金後の科学力

 立地とローマとの距離的に出せる海都市が4個だけなのが目に見えていた。

 つまりどう高く見積もっても科学は100を超すぐらい。科学同盟が欲しかったのだが後に奪われる。VCしてない者の弱み出たねぇ。この科学力ではとてもじゃないがキャンパス図書館大学を建てている文明に対し、後々戦車出されても胸硬騎兵で守るしかなくなる。

 これは結構迷ったのだが、初マルチでありギターチャでチームに金せびるのもちげえなってことで考えないものとした。古き良き港ハブで行く。

 

3,ローマのラッシュ

 40ターンぐらいまでローマの動きはなかったものの、やはり地形的に馬を出されたり弩兵ラッシュをされると内政が揺らぐ。内政が揺らぐとどうなるか。そう! 黄金時代に入れなくなるのだ!

 遺産や区域に割くハンマーが軍事に取られると黄金時代に入れない。するとどうなるか。港ハブから科学が出ず死ぬのだ。ふふ。金しか出ねえ粗大ゴミの完成である。

 

 

 

 とまぁ穴は多かったものの、行くと決めたからには徹底して尽力する。

 結果は成功。ローマは攻めてこず、僕はどーでもいい遺産を2個建てギリギリで黄金時代に到達。山岳立地に生まれたローマの科学力はそれなりに高かったものの、中世黄金の魔法がかかってる間、僕はローマの科学を追い越した。

 

 この後の展開は火を見るより明らかだ。

 味方イギリスは期待通りキャラベルを出した。僕もジヨングを出し、二人で(9割味方イギリス)ローマの都市を2つ奪い、それなりに略奪をする。この時点でローマは脱落確定。首都が落ちるとこのゲーム色々と無理ゲーになるのである。

 後はユニットを出せなくなったローマをゆっくり食べるだけ。死ぬほど硬かったけど陸からなんとか1都市落とすことに成功する。勿論信仰と溢れ出すゴールドと略奪したゴールドでユニットを買ってぶつけるだけだ。将軍胸硬騎兵で適当に攻めつつ、全都市で開拓者を叩きまくり、スコア稼ぎに腐心する。僕の仕事は終わりである。

 

 

 

 が、結果だけ見れば2vs1でそこそこ勝っただけである。これはチンパンジーでも出来ること。

 

 では他の戦線はどうなったか。

 東部では選択を間違えたローマが結果の分かり切った敗北をしたが、西側はもっと凄まじいことをしていた。こっちがちんたらやってる間に大戦争だ。

 

 MVPは味方の韓国。これが僕がキャンパスを建てなかった理由でもある。

 突出した科学と盤石な内政から固有ユニット火車を大量に生み出し、隣のクメールにぶつけにいった。火車ラッシュというやつである。

 何がヤバいって勢いがヤバい。ギターチャ僕と味方イギリスの金を全部吸い、全てを軍事に変えて突っ込む突っ込む。

 研究ルートは全部ブーストされ、相手の金や増援は全て対韓国に吐き出されることが40ターンの時点で眼に見えていた。あとこの人結構チャットしてくれて、どれも理が通ってそうだったので信用したというのもある。よって僕は金を出す役回りへとシフトを決めることができた。ゲームの中心が早い段階からずっと僕でなく韓国になると分かったら、まぁお膳立てするのがチームゲームってものでしょう。

 

 火車ラッシュの対象となった敵クメールは内政文明だ。溢れる信仰と人口で中世あたりからの戦争をも得意としている文明である。

 が、滅ぶ。

 破竹の勢いで火車が敵クメールの都市を落としていく。うーんしゅごい。僕と味方イギリスがちくちくと空になったローマの都市を殴っている反対側で火車が暴れまわっておる。僕らのおままごと戦争とは大違いである。

 

 結局、韓国がそのまま科学で独走し続け、クメールの都市の大多数を落とし続けたのがデカかった。

 

 

 戦争で勝ったとはいえ、味方韓国のスコアは驚異の800台。一生裏で内政していた敵ロシアすらシカトして伸び続けた。

 

 スコア差は300。デカい。

 味方チームは韓国が突出。ギターチャ僕と味方イギリスも500台と並のスコア。

 僻地に湧いたマケドニアは80ターンあたりから相手の内政文明との戦争により都市を取られだしたものの、400スコアを有しており100ターン以内の滅びは無い。

 

 相手チームはずっと内政が出来たロシアと、地形の良かったグルジアという後方2国が育った。しかし育ちはずっと内政をしていたにしては並。

 そして味方イギリスとギターチャ僕により敵ローマが300台に転落。また、敵クメールも韓国に蹂躙されて300台に転落。

 

 上1中2並1vs上2下2。

 韓国の勢いが止まらず、また他の戦線で劇的なスコア稼ぎも出来ないということで相手の降参。勝ちました~~~!

 全員が役割に沿ったことをそれなりに遂行し、また韓国が上手かったのが勝敗を決定したのかなって感じのゲームでした。

 

 印象としては、

 最低限度の仕事をした僕のインドネシア

 スコアの伸びがやや緩やかなものの、しっかりとキャラベルを出してローマの主要都市を落とし続けた堅実な味方イギリス。

 最強の韓国。

 一人だけ僻地に湧いて頑張ってた味方マケドニア

 

 相手は、

 よくわからんローマ。

 戦争で滅びかけてるのに一生1000G以上抱え続けてたクメール。

 何してるかわかんないけど遺産を建てまくるグルジア

 終盤までどこにいるのかすら分からないけど文化の伸びが良いロシアなどがいた。

 

 久しぶりのマルチにしてはよくやったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 以下、反省。

 知識が2年前からあまりアップデートされていない+VCなしというのもあって、間違ったことをしていた可能性は高い。

 特に港ハブ。また暇なときに同じ立地でやってみるつもりだが、ハブよりキャンパス建てた方が良かった説はある。実際敵ローマの科学の伸びは結構高く、上手い人だったら食われていてもなんらおかしくなかった。

 

 ただ、オーロラダンスを取ったのは間違いじゃなかったと思ってるし、立地が許せば糧も取ってた。このスタンスに後悔はない。宗教内政は伸びが凄まじいが、理想のものを取れないと出力が割合で落ちると僕は身を以って知っているからだ。AI戦でAIに取りたいものを奪われ続けた経験である。

 まぁ攻め気があって非常によろしいのではないでしょうか(自画自賛)。

 

 あとは内政。どうしても軍事系の科学を取っていく関係で造船が遅れて、開拓者が綺麗に吐けなかったなと反省。敵ローマ日和ってくれたし、もう少し序盤に都市を構えてもよかったと思う。強い都市じゃなくてもね。

 戦争も悔いが残る。判断や大まかなユニット操作は間違ってなかったけど、射石砲と野戦砲の数が足りなかった。都市硬すぎィ。軍団化への意識も足りない。せっかく伸ばした文化を活かしきれてなかったなぁと反省。都市攻め慣れしてないのが露骨に出た。

 70ターンぐらいから面倒くさくなって開拓者しか叩かなくなったのもなんだかな。間違いではなかったけど、軍事出してればもう1都市落とせただろうしもう少し都市攻めの勉強が出来たと思う。今度はもっと全力で軍事に振ってみよう。

 

 それぐらいかな。

 とっても楽しかった。配信者の人のチームだったんだけど、どんな状況でも配信がワーキャー騒がしくて良かった。正直僕はローマ見えた瞬間ため息ついていつ死ぬかいつ死ぬかとピリピリしてたから凄い気が楽。

 VCなしのマルチは自分のことに注力出来て良いなとも思ったマルチでした。これはこれでアリ。